
巷で話題の“飲める”ハンバーグ、溢れ出る肉汁を最後の一滴まで!
柔らかでふっくら、そしてジュワっとあふれ出る肉汁。A5ランク黒毛和牛を100%使用した、ハンバーグの常識を覆す“飲める”ハンバーグ。メディアでも絶賛された超人気商品をぜひ飲んでみて!
飲める?
こんなの飲んだら、喉に詰まって救急車搬送です笑
写真の見本とも随分違いますし、これで1,400円だそう!
詐欺と言ってもおかしくありません…
「ハンバーグの常識を覆す」とありますが、違う意味で常識を覆してます笑
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『肉フェス』は日本各地の名店や世界の肉料理が一同に集結する肉の祭典です。
2014年春から東京、大阪、新潟、福岡、静岡など全国各地で開催、2017年には累計来場者数が500万人を突破したそう。
出典:GWは肉ざんまい!! 今年も「肉フェス」開催 | ウェブ電通報
画像の「肉の匠 将泰庵」ですが、A5ランクの国産黒毛和牛を出す飲食店として新日本橋に1店舗、船橋に2店舗、渋谷に1店舗構えています。(2017年11月現在)
ランチの「飲めるハンバーグ御膳」がリーズナブルとの事で見てみたら…
美味しそう!
いや、待った。
また写真詐欺かもしれないと思い、お店以外のサイトで見てみたら。
出典:『将泰庵 はなれ』で“飲めるハンバーグ”ランチ【船橋】 | 船橋のおすすめランチ特集【50店舗以上掲載!】 | まいぷれ[船橋市]
これで1,400円。
通常サイズは200g(980円)らしいのですが、これは100g増しの300gだそう。
オーストラリアやアメリカの牛肉ならともかく、A5ランクの国産黒毛和牛でこの値段ならリーズナブルなのでは?
肉フェスの飲めるハンバーグは一体なんだったのか笑
「肉フェスの飲めるハンバーグ」を実際に食べたレビューがロケットニュースあったので気になる方はどうぞ。
参考【肉フェス】肉の匠 将泰庵の「飲めるハンバーグ」を食ってみた! “飲める” は言い過ぎだけど肉汁はスゴイ | ロケットニュース24
読んでみて、うん。
こっちはやっぱり1,400円も出そうとは思えない笑
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肉フェスの写真見本と現実が違いすぎる料理は他にもあるのでご紹介。
「ステーキハウス☆US6」のミート率100%BURGER!!
ビーフ100%のジューシーなパティで新鮮なトマトととろけるチーズを挟み込む、バンズなしの超肉食系バーガー。特製のバジルマヨネーズソースと相性抜群!さらには、肉が4枚のダブル(2100円)も!
これで1,400円らしいです…
なぜトマトを薄切りにしたのか。
モスバーガーばりのトマトの厚みがあれば、見た目はそこそこになったのに…
それでもハンバーガー1個で1,400円は高いですけど笑
ちなみに、この「ステーキハウス☆US6」は埼玉県の東松山、神奈川県小田原、北九州則松に3店舗出店しているステーキ屋さんです。
お店のコンセプトはこちら。
元サッカー日本代表 本田泰人が「本場アメリカの雰囲気の中、おいしいお肉を」というコンセプトで、幅広い層のお客様にステーキを楽しんでいただける場所、それがステーキハウスUS★6です。
サッカー詳しくないので本田泰人という人は知りません。
店舗のメニューには元はあったのか無かったのか分からないですが、「ミート率100%BURGER」というか「ハンバーガー」という単語が見当たらなかったのがおもしろかったです笑
門崎熟成肉塊焼~寿司スタイル~
いまだかつてない肉寿司を堪能あれ
これを「寿司」と呼ぶ人はどれぐらいいるのでしょうか…
ちなみに1,400円。
門崎熟成肉塊焼(なんて読むのか分からない)というのがなんなのかも知りませんが、これが進化なら、進化しない方が良かったんじゃないでしょうか。
「いまだかつてない肉寿司」というのは間違ってませんが笑
これを販売していた「門崎熟成肉 格之進」ですが、岩手県に3店舗、六本木に5店舗、その他都内に2店舗を展開している肉料理屋さんです。
いわゆる、こじゃれた焼肉屋さんです。
門崎熟成肉の説明がこちら。
「門崎熟成肉 = Kanzaki Aging Beef」は、格之進の肉職人が厳選した黒毛和牛を、屠畜後4週間ほど枝肉の状態で熟成を行い、分割後さらに2週間ほど真空状態で追熟を施した、株式会社門崎のブランド肉として特別にそう呼んでいます。
熟成によりたんぱく質の分解が起こりアミノ酸等の旨味成分に変質する事により、柔らかく旨味の強い牛肉になります。
私たちが手塩にかけて作り上げた情熱の証「門崎熟成肉」を通じ、皆様を笑顔にできたら幸いです。
お店では笑顔になった人がいるかもしれないですが、肉フェスで笑顔になれた人はいないでしょうね…
その他写真詐欺の1,400円の料理たち
サラダ、みそ汁、ご飯ないけど、これ、松屋の牛焼肉定食にもやしついたやつですよね?笑
焼き肉食べ放題ランチのかっったい肉に見えるんですが笑
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運営は株式会社ジャパンミートグループのAATJ株式会社。
AATJ株式会社はベントの企画・制作・運営を行う会社で、肉フェス以外にも『魚フェス』や『餃子フェス』などのイベントをやっているようです。
参考国内外のイベントの企画・制作・運営会社|AATJ株式会社
ジャパンミートグループは、ジャパンミート「卸売市場」やジャパンミート「生鮮館」などのスーパーマーケットを展開している会社。
1978年に精肉卸売りで事業をスタートし、今ではジャパンミート「生鮮館」、ジャパンミート「卸売市場」、「パワーマート」などのスーパーマーケット、業務用スーパー「ハナマサ」や「焼肉や漫遊亭」などの事業を展開しています。
2016年4月28日~5月8日に青海で開かれた「肉フェスお台場2016春」でハーブチキンささみ寿司を食べた男女49人が食中毒になったのが一時期話題となりました。
それが原因だったのか分からないですが、2017年2月1日付でAATJ株式会社は株式会社ジャパンミートの完全子会社となりました。
1978年に精肉卸売りで事業をスタートしたジャパンミートなら、肉の扱い方やノウハウなど色々持っているでしょう。
みんな大好きな肉!
今後の肉フェスに期待ですね!
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最後に。
わたしも肉フェスに行ったことがあります。
お台場に行って、たまたま肉フェスをやっていたのでちょっと行ってみました。
まず食券を買わないといけないんですが、700円単位なんです。
購入したのは2,100円くらいだったかな?
で、パンフレットを眺める。
どれも美味しそう!
…なんですが。
やっぱり1,400円のは買いませんでした。
だって、1,000円以上ですよ?
ステーキ一枚出てくるならともかく、どれもちょびっと。
そしたら買いませんよね。。
だって、1,400円のハズレ肉かもしれないじゃないですか。
だったら、700円のを2つ買って、どちらか当たりな方がいい!
ってことで、700円の肉を3つ買って、肉フェスを後にしました。
お肉ですが、どれも美味しかったです!
「ちょっとの肉で700円高い!」って言う人もいるかと思いますが、出店費、人件費、設備等々考えたら、まぁ、妥当と思います。
お肉が好きなら、一度行って見てもいいイベントだと思います。
食べ終わった後に、他の人が食べているドネルケバブがとってもボリュームあって美味しそうだったので、行った方は一度食べてみてください。
…ささみ寿司、食べなくて良かった笑
コメント
イベント会場の地代と運営会社のマージンが乗っかるから、どうしても高くしょぼくなるんでしょうね。
最初に入場料を1000円取って、商品は売価に見合ったものにレベルアップするとかすればいいのに
>ぱるなさん
そうなんですよね。どうしても高くなってしまうのは分かるんですが、納得できる料金かと言うとそうではなく…
入場料も一つの案ですよね。
お客、出店側、どちらも満足できる肉フェスになるといいですよね♪
肉フェスの見本詐欺はネット上では割と有名なのか、色々な方が記事等を出していますね。
同じ内容でも、書く人によって印象が随分異なるのが興味深いです。