石川県津幡町で栽培の古代小豆「おまん小豆(あずき)」。
誰もが最初は読み違えたのでは?
そういう自分も、最初は読み違えました笑
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おまん小豆は、1粒の大きさが4ミリ程度と小粒で、正式名称は「ヤブツルアズキ」といいます。
石川県津幡町 倶利伽羅地区では、このおまん小豆を特産化に向けて生産拡大に取り組み、今ではおまん小豆茶やおまん小豆アイスなどを商品化して店頭販売しています。
おまん小豆の由来は、昔、富山県の西側にある市 小矢部市で大池の堤防がたびたび崩れ、大水害が相次ぎました。
村役人のお手伝いとして働いていた「おまん」という娘が工事で人柱となって以来、決壊しなくなったのですが、そのおまんが生前、腰にぶら下げていた籠からあずきが落ちて自生したということから農民が感謝をこめて「おまん小豆」と呼ぶようになったようです。
自分はてっきり、方言の「おまん」からとった言葉だと思っていたのですが、人の名前だったんですね。
ちなみに、この「おまん」という言葉ですが、方言だと色々あるみたいです。
甲州弁や和歌山弁、上越方言だと「あなた」、京ことばや大阪弁だと「まんじゅう」だそう。
おまん小豆は植物繊維やポリフェノール、ビタミンB群などを豊富に含み健康によいそうなので、石川県津幡町に行った時はぜひ食べてみたいですね♪