— yamazakⅰ (@8da0b6) 2018年12月12日
まるでトルコアイスのような雪です笑
なにがどうなったらこんな雪の形になるんでしょうね?
普通に考えると、塀の上にまっすぐ積もりそうなのに。
空ではトルコアイスの人が笑顔で雪を作っていそうです笑
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これは北海道岩見沢市立総合病院と天理教夕張大教会の間の道路で発見された雪の形です。
こういう曲がった雪の形を「雪紐」と言うそう。
なぜこういう現象が起こるのかというと、雪は粘着のような性質を持っていて、一部が下に落ちようとした時にその周囲の雪を引きずってこういう形になるんだそう。
ーーなぜ雪がねじれるの?
今回の雪紐は、調査で報告した「鉄棒の上に冠雪した雪が蛇のようにうねっている例」(上の写真)とほぼ同じですね。
当初は塀の上にまっすぐ堆積した雪があったのですが、雪は粘弾性的な性質(水飴のようなねばっとした性質)を持っているので、一部が下に落ちようとした時にその周囲を引きずりながら落ちて形成されたと考えられます。
つまり、落ちようとした積雪の周囲の積雪も水飴のようにゆっくりと回転して変形したということです。
雪に粘着性があるなんて知りませんでした。
気になったので、ネットで調べた雪紐を一部ご紹介。
出典:白い蛇に似た雪紐、2階のベランダの手すりに現れた白い蛇!とは(2018.2.1): 歴史散歩とサイエンスの話題(続)
出典:Northland Nature: With fleeting beauty, snow garlands grace the trees | Duluth News Tribune
出典:Beware of falling roof snow and lurking snow snakes
出典:The autumn snow snakes in Rostov-on-Don. All snow snakes are under the TAG of 'snow snakes'. Welcome! | Mapio.net
どれもきれいな雪紐です。
ちなみに、海外では「snow snake」と呼ばれているみたいです。
確かに蛇にも見えますね!
雪があまり降らない地域で雪紐に出会えたら、なにかいいことがあるのかも♪